受容的な音楽療法
受容的な音楽療法
治療方法には、大きく分けて二つあり、音楽をきく受容的な音楽療法と、演奏や合唱で自己表現する活動的な音楽療法なのです。受容的な音楽療法ではCDや音楽テープをきかせたり、音楽療法士みずからが演奏することもあるようです。活動的な音楽療法では、患者が楽器を演奏したり歌ったり、ときには踊ることなどによって心身の状態を改善していくようです。
音楽に加えて、心理学的な知識も必要とされる。社会的なニーズとともに、関心は高まっているようです。音楽療法には、音楽を聴かせて気持ちをリラックスさせる受動的音楽療法と、一緒に歌ったり、楽器を演奏したりして、気分の転換やストレスの発散を図る能動的音楽療法があるようです。 こうした音楽療法に関する知識と豊富な臨床経験を身につけ、認知症、自閉症などの障害や精神的なダメージを負った人の心のケアを行うのが、音楽療法士の仕事なのです。
日本のような懐メロに相当するような歌を歌うといったことは、ぜんぜんなかったようです。セッションが終り、おばあさんたちが帰った後、僕はそのことを、その担当の音楽療法士に聞いてみたようです。日本では、懐メロや昔の学校音楽がよく使われるだが、こちらではそういうことはないのか?と。すると、その音楽療法士は、よくわからなそうな表情で、そういった歌はないし、使うことはない、という返事だったのでちょっと驚いたものだそうです。
最初に音楽療法士が行うのは、患者のインテーク情報の確認なのです。この情報をふまえて、患者と面接したり、調査を行い、音楽療法士としての所見を出すのです。そして、患者にとって最適と思われる処方箋を書き上げ、患者や家族、医師などの関係者に説明なのです。